ほんと世界は地獄だぜ
紙とか
今年も色んな書籍が出てたけど、書店見ててもここ数年の傾向どおり著者とか版元のバリューで売れてるわけじゃなさそうだったな。どっちかと言うと内容とパッケージの仕方か。良いとか悪いとかじゃなくて個人的な分析の結果。対象をはっきりさせてそこにピンポイントで放っていくって仕組みは、売れるって意味で良いと思ってるし。バリューがさほどじゃないってことは、磨き方によって内容や企画だけでも勝負できる状態になりつつあると言えるしね。書籍形態絞っていくと新書は相変わらず内容二の次でタイトルとかだけど、まぁそんなもんだ。尖がりすぎてゆとりを失うよりいいと思うよ。そればっかりでガバガバになってもいけないけど。あと紙かウェブかってどっちか選択しなきゃいけない的な流れも相変わらずだったかな。僕もそろそろPC書籍の比重を減らしていって自分のやりたい企画でも真剣に練ろうかなとか思ふ。書籍に限らず広くコンテンツってことも。やぁ、花が咲いてるぞ。
もう一つ個人的に感じたことだけど、実のところウェブには頭のいい人っていない気がした。日本では。ウェブにいるって別にブログ書いてるとかそういうことじゃなくて、自分の拠点とか基盤がどういう産業とか業務にあるかってことね。巷でブログ書いてる人とか僕よりはるかに頭いいよ。小難しいチラシの裏でオナニーにふけるのも別に良い良い。ブログのエントリなんて大抵オナニーで、稀に上手くセックスに昇華されるもんですよ。昔、ブログとかサイトとか作るならオナホみたいな存在になりたいって言ってたY君元気ですか。僕は未だにごみ箱のティッシュです。馬鹿が開き直ると危険です。ともかく、ウェブにいる人が馬鹿だからとかじゃないんだが、現状頭のいい人っていわゆるリアルの方に偏ってるんだよ。保守的ということなのか、「先端=良い」じゃないってことなのかどうかは分からん。分からんづくし。面白い人たちとウェブを通して知り合いはしたけど、その中にウェブにいる人っていなかったんだよね。いや俺は頭いいぞという人はそのまま頑張ってくれ。
自分
今年一番ショックだったのは知らない女性から「アート系の方ですか」と言われたことです。何だアート系って。小汚い身なりの若者はみんなアート系か。美術書とか読んでるように見えるか。なんでもカタカナか。勘弁しろ。今年最高に「アート系」っぽかった瞬間は高寺彰彦のナムチ読んでたとき。アートなのか? 「いえ。PC系です」って答えた。文系だよ。
しかし何を思って言ったんだろうか。
- 隠された意味を探る
- アート系=キモイ奴という意味だった説
ありえる。でも僕はパッと見はキモくない。多分。それに「キモイ人ですか?」ってストレートに言うべきだね。
-
- アート系=イタイ奴という意味だった説
ありえる。でも僕はパッと見はイタくない。多分。それに「イタイ人ですか?」って(ry
- 僕がイヤホンで耳をやられている
- アラート系の聞き間違いだった説
意味が分からない。
-
- アラン・ケイの聞き間違いだった説
どうみても黄色人種です。本当にありがとうございました。ティモシー・ダルトンだけど。
- 勘違い
- 本気で芸術家か何かだと思った説
人を見る目がなさすぎです。
他人に自分のジャンルを勝手に当てはめられると苛々するのはなんでだろうか。的外れではなくても苛々する。次からは絶対にアラン・ケイですって答えるからな。
ナムチ―臥竜解封録 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)
- 作者: 高寺彰彦
- 出版社/メーカー: チクマ秀版社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (13件) を見る