君チーター、僕は豹

benbeculaのchrist

最近唯一レーベル買いしているbenbeculaのchristの初期アルバムがワルシャワに入荷されていたので即買った。



Metamorphic reproduction miracle
記念すべきデビュー・アルバム。ワルシャワで買ったのはこれ。尼だと日本盤新品が16900円で出品されてるんだけど、それは高過ぎ。入手困難とは言えこれは異常。benbeculaで直接注文した方が安くつくと思う。自分でシンセ弾きながらシンプルに要所要所で打ち込みを使うという素朴な手法。アンビエントとエレクトロ・ビートの融合。この姿勢は今でも変わってない。後々、初期BOCのメンバーだと聞いて納得した。



Pylonesque
ミニアルバム的なEP。1stの延長的な内容。無理して買わなくてもいいかもしれない。


Seeing and Doing

Seeing and Doing

2nd。これは持ってたので買ってない。入手困難とは言うものの、結構レコード屋では見かける2nd。christの名前を知ったのはこのアルバムから。名前はliquid chris h.だけど、中身は1stよりソリッドになった。やや大味だった1stに比べると、丁寧さと細かやさも加味されたような。アンビエントとエレクトロ・ビートの融合という形がより鮮明に。エレクトロニカって退屈だなぁという僕のイメージを変えた1枚でもあります。


Blue Shift Emissions [12 inch Analog]

Blue Shift Emissions [12 inch Analog]

なぜか尼では12"しか画像がないけど、去年リリースされた3rd。CDでも出てる。ややアンビエント色が薄まって、シンフォニックなエレクトロ・ビートになりつつある。でもかっこいいので全然構わない。

http://www.myspace.com/christhyperact
http://www.benbecula.com/

おまけ

はてダのキーワードでエレクトロニカの項目見てると「リスナーはサブカル系のお洒落君と根暗系マニアックス君とで、対立してきた経緯がある」とかある。かっこよすぎるぞ俺。ちなみに僕はアンチカルチャー系ロンドンコーリング風味マニアックス君です。嘘です。ただのミリオタです。こういう構図って誰が決定してるんだろうか。やっぱ頭のいい人が「こんな感じだよね」って雑誌とかに書いちゃうんだろうな。