父と子とか
かなり貴重なインタビューだと思うので、ダイアリーでも紹介。
Власти Мьянмы отпустили приговоренного к тюрьме американца - МК
マレンコフの息子であるゲオルギー・マレンコフ氏へのインタビュー。ゲオルギーの息子のゲオルギーさんなので、ゲオルギー・ゲオルギエヴィチ。ややこしい。ほとんど直訳状態で記事の一部をハイクに載せていたのですが、何だか読みづらいので、きちんと訳してダイアリーの方に載せようと画策中。
歴史上の人物の姿を知る上で、息子とか家族の証言っていうのは非常に貴重だと思うわけです。家族の証言なのだから、信用できないとか、その証言をどう思うかは自由ですが。
例えば、スターリンの娘であるスヴェトラーナは、彼が非常に子煩悩なよき父親であった、と証言しています。*1ベリヤの息子も、父は決して残忍で好色家だったわけではない、と言っています。メンゲレの息子は、父親に対する複雑な心境を吐露していましたね。映画にもなっていたり。
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息子とか娘から見た親って、最も身近にいる壁というか、特に子供の頃とかは、親ってのは意識してしまう対象じゃないですか。だから、結構冷静に観察していると思うんですよ。ましてや、自分の父親が外で何してるかなんて、子供の頃は詳しく知らないでしょうし。ある意味で、資料とかを基に人物を量っている僕らよりも、彼らの方が中立的な視点かもしれないですよ。
ともかく、教科書に載るような人を親に持つと、息子は大変だなぁと思うわけです。
ステロタイプなイメージだと、独裁者とかの子供ってなんだか親に似そうですが*2、上記のような普通な人たちもいるわけで、そういうのはどういうところで変わってくるんでしょうね。