第三世界のG3ライフル

第三世界って言い方もどうかとは思うんですが、地域的にはうまいこと一致するので、語弊があるなぁとは思いつつも今回は使用。さて、表題の話。
いわゆるテロリストとか言われる人たちとかが持ってるイメージのカラシニコフなわけですが、事実アフリカの資料映像とか、中東の映像とか見ると、みんな大体AK持ってるんですよね。ほんで、同じ位とまではいかないまでも、AKと一緒に結構な高確率で見かけるのがこれ。

そうRPG-7。じゃなくて、G3。
G3ってどんなライフル? なんてことはWikipediaでも見てもらうとして、気になるのは、この流通(流出?)の仕方。AKと同じように、世界中に売りまくりライセンス提供しまくりの銃なので、そりゃキプロスやらギリシャやらから売りさばかれたってのもあるんだろうけど、G3って一応アフリカの大半の国で制式採用されたこともあるわけですよ。というか、現状採用したままの国もありますし。
ほんでまぁ、どう流れたんだろうなぁとか考えるわけです。多分、通常?の流れだと、民兵が政府軍からかっ払ったとか、政府軍がそのまま民兵化しちゃったとかなんだろうけど、政府軍がそのせいでG3使えなくなったかっていうと、そのままG3持ってるんですよね。単純に引き算考えてみても、結構な数のG3がきちんと生産されて、供給されてると考えられる訳です。
まさかAKみたいにお手製してるわけでもなさそうですし。H&Kが普通に売っぱらってるのか。ライセンス生産してるミャンマーあたりが提供してるのか。ミャンマーかなぁ。アフリカでもライセンス生産してる国がいて、そこが供給源なのかなぁ。
弾丸は多分NATO弾が転がってるので、そのまま使えちゃうと思うんですよね。わざわざ作らんでも。